待合室での風景。

このあいだ書いた記事、たくさんの方に読んでいただき、拡散やコメント・メッセージもありがとうございました。

Twitterにも書いたけど、書くかどうか悩んだし、誰が読んでくれるんだろう?って思ったりもしたけど、書いてよかった。同じように検査を受けている子がいることを知ったり、同じ独身女性に少しでも安心を感じてもらえたのなら。

まだまだ先がどうなるかはわからないし心配ではあるけれど、この経験を通して感じたことは忘れないでいたい。

一番衝撃だったのは、産婦人科での待合室。産婦人科には過去にも通院したことがあったけれど、こんなにもモノクロに見えたのは初めてだった。

愛おしそうにお腹を抱えて旦那様や家族と診察を待つ女性、一人で静かに待つ女性、様々な年齢の方がいらっしゃいました。

妊娠でもなく、誰かに付き添ってもらうでもなく、ただここに座ってる私は何なんだろう、と思ったりもしました。私が行った病院には診察室がいくつかあって、一番奥にがん診察の診療室がありました。

それを見た瞬間「もう、ここに入って行ったら病名もバレるんじゃん。」と思ってしまった。と同時に、なんだかそれほど今抱えているものが重たいものに思えた。

誰も見ていないと思う、気にもとめていないと思う。だけど、同じこの待合室でこんなにも状況が違う人たちが一緒くたになっている場所はそう多くない。

不妊治療で通っている方もいると思う、私みたいに検査できている人もいると思う。自分の状況が、とかじゃなくてあまりにもその光景が残酷に見えた。

 

そんな光景を見ていたら、30歳を過ぎたら結婚して妊娠が当たり前、実際はそんな世間の流れ当たり前でもなんでもない気がした。

私みたいに、自分の人生が第一で結婚や出産を一番に考えていない人だけじゃなくて、産みたくても産めない人たちもその世間の流れに苦しんでるんだろうなあって勝手に考えてしまった。

そう思うと、やっぱり結婚や出産という流れとは違う自分の人生は、どこか何か大切なものを遠ざけている気がしたりする。

とはいえ。自分で選んでいる人生なので後悔とかがあるわけではないけれど。なるようになっていくだろうし、今目の前にあることをしっかりやっていこうと改めて思うのでした。

period

しんどいときにそばにいてくれたり、話を聞いてくれた人とお別れをしました。これまでにも何度もそういった瞬間はあったけれど、これからの自分のために終止符をうちました。

たくさん笑わせてもらったり、今でも心から楽しかったなと思える時間を過ごせたことは、とても感謝しています。

自分らしさを貫く人だからこそ、私も自由でいられたし、相手のために感情を打ち明けることの大切さも知りました。

人に自分のことや感情を話すのが苦手な私が、気付いたら泣きながら打ち明けられたこともたくさんあった。

長く続かないように、落ち着いてしまわないようにと、恋愛と向き合うことを避けてきたけれど、やっぱりそういうめんどくさいことで関係が築いていけることも思い出した。

綺麗に繕って、いいところばかりを見せようとしてきたけれど、自然体で過ごすことでこんなにも距離が近づくんだってわかった。

 

お互いが自由に自分らしくいられたらいい、と思ってた。

でもそれは、『相手があること』が前提のこと。そのうえで、お互いが許して認めているから自由にできること。

その境界線を超えてしまった。

 

私の中でのボーダーラインを、彼はひとりで飛び越えて行ってしまった。その選択を否定するわけじゃない。

だけど、それは私不在の選択であって、無関係だった。理解したいと思うラインを超えて行ってしまった彼を追いかけられるほど無垢にもなれないし、その選択はできなかった。

 

本当にとってもたのしい時間だった。

ひさしぶりにこんなに素の自分で過ごしたから、そんな存在を手放すってことは、くだらないことを報告する人も、辛い時に寄りかかる人も手放すってことで。

夜通し泣いたのに、もういないんだ。と思うとまだ涙は出る。

それほど、大切な恋になっていたんだと思う。

そんな恋ができて、よかった。

 

胸の中がぽかんと空いたら不思議なくらい、身体が軽くなった。

だからきっと、この選択は間違ってなかったんだと思う。

この空白のなかに、また新しい風が吹いて色がついていくことで見える景色はきっとまた違う感情を教えてくれる。

 

とっても楽しい時間をありがとう。お元気で。

私は、焦っていたのかもしれない。

世間はお盆休み真っ只中ですが、私は自宅で時間ができたらやりたかったことをちょっとずつやりながらのんびり過ごしています。

ただ、タイムラインを流れる楽しそうなツイートに、ついつい羨望の眼差しを向けてしまい集中力が途切れています。笑

人は人、と思っていても、やっぱりどこかで自分の暮らしと比べてしまったりもするものだよねえ。。

4年前にライブ活動を休止したとき、自分で決めた決断だったけど、あの頃同じステージや活動していた人がメジャーシーンに出て行ってる姿を見てると、私は逃げたんじゃないか、って思う時がある。

作曲を先に仕事にしたい!と意気込んでみたものの、作曲だけで生きている人のクオリティには到底辿り着けそうにないことを知って、自分がそこに対する努力もできない事実もわかった。

それがわかった今、私に何ができるのか?何がしたいのか。

それが形にならなくて、書いては消してを繰り返してる。だから、もやもやと考えて、また書いては消してを繰り返すしかない。

夫婦や親になっていく友人、仕事で成功する人たち、そんな変化を私はとても宙ぶらりんなまま眺めている。

でもこの間、そんな友達から「ゆいちゃんは、たのしいやろ?だって、自分の書いた言葉がいろんな人に読んでもらって、影響を与えてるやん!すごいなあ!」と、くったくのない声で言われた。

自分なんてまだまだで、なんにもできてない。と思ってた。家庭を守ることすらできなければ、誰かの人生に責任だって持てない。ただ、好きなことをやってきただけ。

それでもそんな風に言ってもらえるのは、ライターというお仕事に出会えたおかげ。

自分に何ができるのか、まだ模索している最中だけれど、焦らずにいこうと思います。

限度額適用認定という制度に守られてること。

これまでに、病気と医療保険について2つ記事を書きました。

子宮頸がん検査のこと。

医療保険という『安心』を買った。

そして、今回は国民健康保険の『限度額適用認定』という制度について。簡単に言うと、所得に応じて医療費の請求を制限できるというものです。

内容は表にまとめてみました。


※見やすくするために細かい条件などは割愛しています。詳しくは国保などご加入の保険に問い合わせてね。

世帯収入金額に対して「自己負担限度額」の金額が請求額の上限になるんです。だいたいの人は57,600〜80,100円の負担額にはるのではないでしょうか。

これを見たときに、正直「よかった、払える。。」とすごくホッとしました。国保だけでなく協会けんぽにもある制度です。

<申請方法>
郵送でも対応できるようですが、市町村の役所や出張所で申請ができます。
私は、居住地の行政サービスの窓口で、書類を書いて、保険証を提出して10分ほどで完了。書類も名前や住所などを書くだけで、保険証を発行してもらうときみたいな簡単な手続きでした。

保険の営業の方には、発行に1週間かかるから早めに手続きしておいてくださいね。と、教えてもらっていたのですが、その場ですぐに発行してもらえました。とくに詳しいことを聞かれることもなく、「手術ですか?」の一言だけでした。

『限度額適用認定証』は1年間有効で何度でも使用可能だそうです。必要なときに申請ができるので、手術が決まってから役所にかけこんでも間に合うみたい。

 

医療保険や限度額の制度とか、こんなに大切なことを知る機会がないんだろうって思ったんです。こんなに情報があふれてるのに、まったく知らなかったのが不思議で仕方なかった。

だから、あまり自分の健康状態のこととかを書くのは躊躇していたけど、書いてみることにしました。

誰かの小さな不安が少しでも和らいでいたらいいな、と思います。

医療保険という『安心』を買った。

さて、前回の「子宮頸がんの検査のこと。」の続きを書いていきたいと思います。

検査結果が出て、実際に”手術をします”という宣告を受けてから、まず一番の心配は「お金」でした。

いくらかかるの?払える金額じゃなかったら、入院になったらどうしよう。。

何の知識も備えもない私の頭のなかはプチパニック。暮らしていくのにもやっとな独身フリーランスは大慌てでした。

しかし、どうすることもできず、手術の日を待つことしかできないと思ってました。

そんなこんなで過ごしている中で、たまたま話題にあがった「医療保険」の話。どうやら入った方が良いし、持病がある人でも入れるものがあるらしい。(CMではそのフレーズ聞いたことあったけれど、何故かあんまり信用してなかった)

保険ってなぜか、「売りつけられる」っていうイメージで、私はちょっとこわいとすら思ってました。

でも、実際に話をちゃんと聞いてみると、自分のために自分でお金を入って払うものだから、売りつけるも何も「安心を買う」ってことじゃんと、プランナーさんの話を聞いて、不安は一蹴されました。

結果的には、できるだけいろんなプランナーさんに話を聞くのがベストだと思いますが、まずはどこかの保険の窓口的なところに問い合わせてみるのがおすすめです。(プランナーさんによって知識量やアプローチが本当に違うので)

まずは、自身の健康状態や年齢などを元に、保険を選定してもらいます。過去何年か通院・入院歴がなければ選択肢はぐんと広がって安くなります。

そして、年齢が若いほど保険料は安いです。1年ごとに金額が少しずつあがっていくので、私は誕生日直前に滑り込みました(笑)

ざっくりと内容の違いはこんな感じ。
・入院費用の保障金額
・通院費用の補助の有無
・支払い期間(終身or期間を決めて支払う)
・死亡保障の有無 などなど。

選ぶ基準としては、保険によって手厚いところが違うので、自分が保証してほしいものが強い保険に入るのが一番。掛け捨てじゃなかったり、全額返ってくる保険もありました。

私の場合は持病と検査中ということがあるので、入れるものが1種類しかなかったのですが「支払い期間」だけは選ぶことができました。その「支払い期間」には2種類あります。

<29歳の私の場合>
①終身払い:29歳から死ぬまで、毎月一定金額を支払う。
⇛払っている間のみ、保証の対象となるので、払うのやめたら保証は消滅。その分月々は安い。

②期間を限定:希望の支払い年数を決めて支払う。
⇛支払い期間は決まっていても、保証対象は終身なので、20年間で払い終わっても保証は死ぬまで。月々の金額は高めだけど、総額は終身払いより安い。

私は、病気の不安に加えて、将来の不安がすごくあったので29歳〜49歳までの20年間で支払い終えて、終身保証のプランにしました。50歳までなら、月1万円払うのは難しくないかなって。年金だってもらえるかわからないし、これなら何かあって入院しても大丈夫だって。

というわけで、私は月1万円ちょっと×20年間の保険料でこれらの保証を買いました。
・病気の入院保障 10,000円/日 (契約初年度は半額)
・怪我の入院保障 10,000円/日 (契約初年度は半額)
・手術を受けたら  100,000円/回 (契約初年度は半額)
・死亡した時   入院給付金日額×10 (受取人は自分で選べます)

これを高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれだと思います。ずっと健康だったとしたら、掛け捨てになってしまうから。私は、20年間でこれからの安心を買えたら安いと思っています。

 

またこれは詳しく書こうと思いますが、一般的な入院に必要な費用は1日3,000〜10,000円だそう。なので、入院したとしても保険の保証期間内であればほとんど保険でまかなうことができるんです。

そして、国民健康保険の『限度額適用認定』という制度で私たちは守られているんです。これについては、このあと書いていきたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございます。

 

子宮頸がん検査のこと。

30歳、フリーランス。結婚の予定は願望はさておき、今のところなし。
そんな独り身の私の心配ごとと言えば、お金と病気になったときのこと。同じような思いしてる人、いるんじゃないかと思って書いてみます。

まずは、その心配の種のお話から。

2年前のとある市の検診で、無料だしとりあえず受けておこうと思った子宮頸がん検診。検査結果がまさかの「要精密検査」。”がん”の二文字にびびった私は誰にも言えず、そのまま放置すること半年。

でもその検査結果の通知を見るたびに、そろそろ行かなくてはと重い腰をあげ病院の予約をとった。なかなか予約が取れず、半年後に再受診。時間が経ちすぎていたので、再検査をすることに。

再検査の後、精密検査を繰り返し、結果的に1年半後に結果が出ました。
結果は、「クラスⅢb 」

子宮頸がんの細胞診のクラスはこのように分類されていて、クラスⅢまではがんの判定にはならないそう。
クラスⅠ 正常
クラスⅡ 炎症はあるが正常細胞
クラスⅢa 軽〜中等度異形性
クラスⅢb 高度異形性
クラスⅣ 上皮内がんを想定する

クラスⅢに分類される人は多く、様子を見ているとクラスⅠやⅡに戻る人がほとんどらしいのですが、私の場合は戻らなかったことに加えて、通常は1種類だけのことが多いウィルスが2つ存在しているめずらしい状態とのこと。

子宮頸がんの進行はとてもゆっくりだそうで、初期段階で治療をすれば子宮を摘出する必要もなく、手術で8割の人が完治するそうです。

まだがんではなかったこと、手術をすれば治ること、子宮摘出の必要はないこと。 これを聞いたときに本当にホッとしたし、不幸中の幸いだと思いました。

まずここでひとつ言いたいのは、もし検査を受けていない人がいたら受診してほしいということ。子宮頸がん検診に限ってのことではないけれど。

私はもともと心臓に持病があり、小学校から運動制限があります。だから、健康の大切は人より分かっていたつもりです。

それでも、怖くて面倒で、再検査を受けることを後回しにしていました。

病気のことって、あまり公に人に話せることじゃない。心配をかけてしまったり、必要のない差別を受けることだってあります。

だから、書くことも躊躇していたけど、少し落ち着いた今だからこそ書いてみました。

 

健康でいられることの大切は当たり前で忘れがち。病院だってできれば行きたくない人がほとんどだと思います。だからこそ、大切なことだから、周りに支えてもらいつつ自分の身体と向き合ってほしいなと思います。男性も、彼女や奥様に「ちゃんと受けた方が良いよ」って言ってあげてほしい。

私は来週手術を受けますが、その1回で完治すれば御の字だと思っています。手術自体はあまり怖くはなく、終わったら何をご褒美にしようかな?と考えています。

そんなのんきな状態になっているのは、お金の心配が少し減ったから。この1ヶ月で医療保険に入ったり、国民健康保険の制度を調べたりして、お金の不安がかなり減りました。

入院にいくらかかるの?治療費は?払えなかったらどうするの?

こういう心配って、独身女性は特にあると思います。そんな人のためにも、保険のことや健康保険の制度のこと、書いてみます。

みんなが、自分自身の身体のことを考えるきっかけになればいいなって思って書きました。

P.S.私は本当に元気です。笑